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LCCM住宅(ライフサイクスカーボンマイナス住宅)

は じ め に

一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構理事長 村上 周三


低炭素社会が盛んに議論される昨今、CO2削減はもっとも重要な政策課題となっている。一方で民生部門、つまり建築で使用されるエネルギー消費量は増加が続いており、その対策は喫緊の課題である。そのための取り組みとして、これまでも様々な省CO2対策が行われてきた。
住宅分野に限ると、運用時の省CO2だけでなく長寿命化の取り組みも盛んになっている。そのため、長寿命で、且つ一層のCO2削減を目標とした住宅として、ライフサイクルカーボンマイナス住宅(LCCM住宅)の研究・開発が開始されることになった。これは、住宅の長い寿命の中で、建設時、運用時、廃棄時において、できるだけの省CO2に取り組み、かつさらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含め生涯でのCO2の収支をマイナスにする住宅であり、今後の住宅政策の目標の一つとなるものである。
本プロジェクトは平成21年当初より検討が始められ、平成21年4月より国土交通省住宅局の研究開発事業として,一般社団法人日本サステナブル・ビルディング・コンソーシアム(現日本サステナブル建築協会)内に「ライフサイクルカーボンマイナス住宅研究開発委員会(村上周三委員長)」が発足し、3か年計画で研究開発を進めているものである。 現在ライフサイクルカーボンマイナスを実現し、普及させるための技術的な検討を行っている。平成22年度にはデモンストレーション住宅を建設し、具体的な検討、検証を行う予定である。また、将来のLCCM住宅の普及のためのツール整備および仕組み作りなどを視野に入れた検討も行われている。

LCCM研究開発委員会 活動報告

LCCM住宅認定

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